現状も上昇の波に乗っているNZドル円。要因としては、各国、パンデミック時の爪跡が残る中、唯一今後のガイダンスで、利上げ示唆の発言をしたRBNZつまりニュージーランド中央銀行にあります。
- このまま上昇するの?
- 落下の事も考えるべき?
- 今後の材料は?
以上の疑問も踏まえて、4時間足・1時間足を使ったテクニカル分析を中心に、短期的なNZドル円相場を解説していきます。
今回は、久しぶりのNZドル円という事で、ファンダメンタルズ分析も簡単に解説するので、よろしくお願いします。
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 かなり初心者向けに書いている短期的なトレード情報ブログを是非参考にしていただければと思っています。
NZドル円 短期的な見通し
(方向)
- 引き続き上昇目線ですが、正直買われ過ぎのイメージもあるので、下目線の戦略も考えていきましょう。
(テーマ)
- RBNZ 声明文
- 米雇用統計に注目
- 米6兆ドル予算案に期待
- 1.7兆ドルインフラ経済対策に期待
以上のテーマを簡単に解説していきます。
RBNZの声明文
RBNZからは、口に出しては言っていませんが、市場の反応からこのような回答が生まれます。
そして市場が反応したのは、やはり利下げ示唆がなくなった事や、この時期にニュージーランドだけが、今後のガイダンスに利上げ示唆を公表した事です。
この政策内容から、景気が良いという解釈になる為、NZドル円は、今も底堅い相場状況と言えますね!
米雇用統計
米雇用統計の結果が良ければ、今後米ドルが買われやすくなります。結果が悪ければ、米ドル買いは一旦お預けになるでしょう。
要は、NZドルが買われても、買われ過ぎていて売り参加者がいないので、上昇が鈍いのが今の現状です。
なので、一旦NZドルを売るしかないので、遅かれ早かれ、NZドル円は落下すると考えています。
6兆ドル予算案
こちらも今後の注目材料となります。先日バイデン大統領が6兆ドル予算案を公表。
この公表にNZドル円が急騰しました。このような反応があったので、もし成立となれば、NZドル円の上昇要因となるでしょう。
1.7兆ドルインフラ経済対策
早くても、今週中にも結果がでるような事を、メディアが言っているので、米1.7兆ドルインフラ経済対策に期待が集待っている状態です。
こちらの方も、米ドル売り/NZドル買いになると思うので、NZドル円の上昇要因となるでしょう。
NZドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説していきます。
NZドル円 4時間足
現在4時間足は、エリオット波動C波と予想したいですが、チャネルラインを完全に割ることが大前提となるので、仮にチャネルラインに戻る事がなかった場合は、上記の画像通りの予想で見ていきます。
因みに画像通りとなれば、日足ではA波。揉み合う部分がB波と言った感じで見ていきます。
NZドル円 1時間足
現在1時間足は、ダウントレンドラインを軸にショートエントリーが優勢になります。このダウントレンドラインが4時間足のダウントレンドラインになります。
まとめ
日足・週足のNZドル円なダイバージェンスが出ています。そろそろ大きく落下しても良さそうな展開。
なので、短期的に上昇したとしても、しばらくはショートで見た方が良いかもしれません。
という事で、まずは上記のテクニカル分析で見ていき、来週変更があれば公表するので、是非参考にして下さい。
では、ありがとうございました。