パウエル議長の議会証言や1.7兆ドル経済対策の期待で、カナダドル円が、原油の影響も受け急騰しました。
ただ、終わってみれば90円を上抜けすることが出来ずに、現在短期的な調整落下に入っています。
- ここから落下するの?
- 今週のテーマは?
以上の疑問も含め、4時間足と1時間足を使ったテクニカル分析を中心に、短期的なカナダドル 円を解説していきます。
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 かなり初心者向けに書いている短期的なトレード情報ブログを是非参考にしていただければと思っています。
カナダドル 短期的な見通し
(短期的な方向)
(短期的なテーマ)
- 米経済指標に注目
- 1.7兆ドル経済対策の行方に注目
- 来週以降のカナダ経済指標に注目
以上3つのテーマが、短期的に相場を動かします。
米経済指標
(前回) (予想)
- 6/29 日本雇用統計 2.8 2.9
- 6/30 米ADP雇用者数 97.8 53
- 7/1 米ISM製造業指数 61.2 61
- 7/2 米貿易収支 -689 -701
- 米雇用統計 (雇用者数) 55.9 69.5
(失業率) 5.8 5.7
当然ながら、上記の経済指標に進展があれば、米ドル買い/カナダドル売りになります。そして、FRBが実行している量的緩和の縮小と利上げ期待が一歩高まります。
1.7兆ドル経済対策の行方
民主党内では合意、つぎは共和党との協議になります。分かっているとは思いますが、難航すると思われるので警戒していきましょう
もし合意された場合は、米ドル売り/カナダドル買い、また原油価格も上がり、さらにカナダドルが買われる事が予想されます。
来週のカナダ雇用統計に注目
来週7/9に発表されるカナダ雇用統計に注目。前回のカナダ雇用統計(5月)の結果については、
ロックダウンの影響で、雇用者数・失業率が低迷するのは仕方がないが、6月の雇用統計は急増する。
とカナダ当局が予想している事から、市場が、カナダ当局の発言を材料視しているなら、来週辺りでカナダドル円が上昇する可能性は大きいと見ています。
7/14のカナダ政策金利に注目
7/14に発表されるカナダ政策金利にも注目していきましょう。前回の政策金利をベースにしても良いですが、その前にカナダ雇用統計がある以上、発表後の声明文に変更があるかもしれないので、カナダ雇用統計後の報道に注視していきましょう。
カナダドル円 テクニカル分析
ここからは、4時間足と1時間足を使ったテクニカル分析を解説します。
カナダドル円 4時間足
現在4時間足は、エリオット波動ではカウントしづらい為、チャネルラインを引いて対応。
まぁ〜単純に、このチャネルラインを引いてトレードして行けば良いかなぁという考えです。
また、大きく見ていくと、もしかしたら88円のサポートラインを軸に三角持ち合いになるかなぁと見ています。
つまり88円を割れば、日足のC波になると考えていますので、引き続きチャートの形を見ていきましょう。
このチャネルラインは、当分活用出来そうなので、是非使ってみて下さい。
カナダドル円 1時間足
現在1時間足は、エリオット波動B波を予想。ただしあくまでもチャネルライン上での相場展開なので、無理しないように。
まとめ
短期的な材料としては、米雇用統計〜FRBメンバーの評価〜カナダ雇用統計〜カナダ中銀の評価〜カナダ政策金利の順で見ていきましょう。
もちろん、1.7兆ドル経済対策の行方も忘れずに!
では、ありがとうございました。