今週のカナダドル円は、BOC(カナダ)政策金利に注目が集まります。
もちろん、15日に議会証言を行うパウエル議長の発言にも注目を集めますが、景気回復が進んでいるカナダ経済が気になっているインフレ警戒にも、市場はどんな手段を取るのかを気にしていると思うので要注目です。
その事から短期的には上昇を予想し、日足では引き続き米ドル圧力により落下を予想していきます。
その理由について、4時間足と1時間足を使ったテクニカル分析を中心に、カナダドル円の短期的な見通しを解説していきます。
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 かなり初心者向けに書いている短期的なトレード情報ブログを是非参考にしていただければと思っています。
カナダドル円 短期的な見通し
(短期的な方向)
(短期的なテーマ)
- カナダ政策金利に注目.
- パウエル議長の議会証言に注目。
- 経済指標にも注目
以上のテーマで簡単に解説します。
BOC政策金利
14日に発表となるカナダ政策金利に注目が集まります。注目所は、
- 最近の物価上昇の警戒から、テーパリングをする可能性が高い事。
- それから雇用統計や小売売上高の進展から、利上げ期待が集まっている事。
テーパリングに関しては、中銀が調査した結果を元に警戒予想を公表しているので、まず政策金利で、テーパリングのガイダンスを出すのは間違いないでしょう。また、利上げに関しても同様です。
という事で、週の前半からのカナダドル買いに期待しましょう。
パウエル議長の議会証言に注目
15日に議会証言でパウエル議長が公表する政策内容に注目です。
先週は、テーパリング期待のある発言をFOMC議事録でしていたので、引き続き議長証言でもテーパリングについて期待されるでしょう。
もちろん米ドル買いが優勢になります。
経済指標
カナダ政策金利以外は、アメリカ中心の経済指標で動きそうですね。
- 7/13 米消費者物価指数
- 7/14 米生産物価指数
- 7/15 豪雇用統計
- 7/16 米小売売上高
カナダドル円 テクニカル分析
ここからは、4時間足と1時間足を使ったテクニカル分析で解説していきます。
カナダドル円 4時間足
現在4時間足はエリオット波動2波と予想。88円付近を完全に下回る事なく、上昇すると予想しています。
カナダドル円 1時間足
現在1時間足は、エリオット波動5波が終了し、ABC波の調整落下をよそうしています。
落下がストップする場所は、もちろん88円付近と予想しています。
まとめ
基本は米ドル買いが優勢になっています。そこに先週みたいな謎の円買いとなれば、いくら景気回復が進んでいるカナダ経済と言えど、カナダドル円の落下対象になってしまうので、注意して下さい。
では、ありがとうございました。