クロス円の中でも、特に上昇が鈍い現在のカナダドル円。
それもそのはず、現状のカナダは、今週開催されるカナダ政策金利、9/20に行われる総選挙、それから、9/23に開催されるFOMC会合、もちろん原油相場の影響も含めて、相場が動きにくい状況だからです。
今日は、上記3つの材料を含め、短期的なカナダドル円相場を、4時間足と1時間足を使ったテクニカル分析を中心に解説していきます。
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 かなり初心者向けに書いている短期的なトレード情報ブログを是非参考にしていただければと思っています。
カナダドル円 短期的な見通し
(短期的な方向)
(短期的なテーマ)
以上3つのテーマを簡単に解説。
BOC政策金利
今週発表となるBOC政策金利に注目。多分、カナダドル円はマイナーな為、政策金利の内容を忘れていると思うので、前回のBOC政策金利の内容をもう一度おさらいしましょう。
次に政策金利後の経済指標の変化です。
(前回) (結果)(雇用者数) 23 9.4
- カナダ消費者物価指数 3.1 3.7
- カナダ小売売上高 -2.0 4.7
- カナダ雇用統計
(失業率) 7.8 7.5
- カナダGDP -0.3 0.7
一部分の経済指標となりますが、経済が回復している印象。
という事で、今回の政策金利は、注目を集める程の報道がない限りは、現状維持が濃厚かと見ています。
もちろんネガティブ発言が出るほどの経済状況ではないので、急落下はないと見ています。
ただ、9/3時点のコロナ感染状況が、4000人と増加傾向にあるので、そこが少しだけネガティブ要素になります。
カナダ総選挙
9/20に行われる総選挙。今回は、トルドー首相自ら解散総選挙に踏み込んでいるので、政権交代の危機とかではなく、トルドー首相率いる自由党が過半数を取る為の総選挙だと思っています。
さて!もちろん自由党が勝つ事を前提に、過半数を取ればカナダドル買いが加速、過半数を取れない場合は、短期的なカナダ売りの展開に。
こちらの報道に注視していきましょう。
FOMC会合
ジャクソンホール会合で、パウエル議長の発言によれば、年内の量的緩和縮小が適切と判断している事から、考えられる縮小時期は2つしかありません。
当初、8月の米雇用統計の進展が見られ、9月の米雇用統計に進展あるいは、雇用者数が80%を維持すれば、9月のFOMC会合での、米テーパリング実施が濃厚となる予定が期待されていましたが、先週の米雇用統計の悪化で、11月になりそうな米テーパリング。
(前回) (予想) (結果)
米雇用統計 (雇用者数) 94.3 75 23.5
(失業率) 5.4 5.2 5.2
今週は、米雇用統計の結果について、FRBメンバーがどんな発言をするかに注目です。
カナダドル円 テクニカル分析
ここからは、4時間足と1時間足を使ったテクニカル分析で解説していきます。
カナダドル円 4時間足
現在4時間足は、エリオット波動B波のレンジ相場に突入しています。
少し分かりづらい相場になっていますが、通常のエリオット波動B波で有れば、この後は落下する予定でいます。
つまり、押し目待ちの状態です。
カナダドル円 1時間足
現在1時間足は、4時間足と同様、エリオット波動B波を予想しています。
4時間足では見にくかったですが、このチャネルラインから上抜ければ、エリオット波動C波が発動。
下抜ければ、4時間足のエリオット波動B波に突入となります。
どちらでエントリーするかはお任せしますが、上昇をフォローする為にも、一度ロングエントリーして様子見した方が良いかも。
また下抜けば、この後も上昇する可能性は、かなり大きいので、4時間足と同様に押し目待ちを徹底して下さい。
まとめ
やはり注目を集めるのはFOMC会合なだけに、BOC政策金利とカナダ総選挙で、どんな反応を示すかに注目していきましょう。
もちろん、ほび太は上昇目線ですよ!
では、ありがとうございました。