ニュージーランド政府は、最近増え始めている新型コロナウイルスに警戒を強め、現在の政策内容に入っている金融緩和を、10月も引き続き維持する予想が、市場の間ででています。
どうしたんだろう?
今日は、その状況下に置かれているNZドル円相場を、4時間足と1時間足を使ったテクニカル分析を中心に、短期的に解説していきます。
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 かなり初心者向けに書いている短期的なトレード情報ブログを是非参考にしていただければと思っています。
NZドル円 短期的な見通し
(短期的な方向性)
(短期的なテーマ)
- 現状のRBNZ政策内容の確認。
- NZコロナ感染状況。
- FOMC会合
以上のテーマで解説します。
前回のRBNZの政策内容
もう一度、前回ニュージーランド中央銀行が決定した政策内容を振り返ります。
そんな感じで、声明文も入れてみました。
ですが、現状、ニュージーランド国内でコロナ感染者が増加傾向。
と言っても、9/5時点で36人。因みに9/3時点で50人でした。日本とは徹底ぶりが違う。笑
その状況下でも、今回オア総裁は、コロナ感染者の増加で、経済に悪影響を与えていると声明文を出している。(きびし〜)
その発言で、市場では10月のRBNZ政策金利で、金融緩和の継続を予想したNZドル売りの展開です。
ただ、10月までは時間があるので、ここはもう少し、ニュージーランド国内のコロナ感染状況を見ていきましょう。
FOMC会合
ジャクソンホール会合で、パウエル議長の発言によれば、年内の量的緩和縮小が適切と判断している事から、考えられる縮小時期は2つしかありません。
当初、8月の米雇用統計の進展が見られ、9月の米雇用統計に進展あるいは、雇用者数が80%を維持すれば、9月のFOMC会合での、米テーパリング実施が濃厚となる予定が期待されていましたが、先週の米雇用統計の悪化で、11月になりそうな米テーパリング。
(前回) (予想) (結果)
米雇用統計 (雇用者数) 94.3 75 23.5
(失業率) 5.4 5.2 5.2
今週は、米雇用統計の結果について、FRBメンバーがどんな発言をするかに注目ですが、中々発言されませんね〜。
FRBメンバーも困惑中だったりして!笑
NZドル円 テクニカル分析
ここからは、4時間足と1時間足を使ったテクニカル分析で解説していきます。
NZドル円 4時間足
現在4時間足は、エリオット波動B波に突入。先週までは急上昇した為、しばらくは反発らしくジリジリ落下していく感じで見ています。
こちらは来週のFOMC待ちでもあるので、もしかしたら、今週はあまり動かず、様子見の展開になりそう。
ですが、将来的には、もう1段階の上昇を予想しているので、ひたすら押し目買いですね。
NZドル円 1時間足
現在1時間足は、4時間足と同様、エリオット波動B波を予想しています。
ただ、1時間足には上昇の反発ラインが出ているので、これを抜かせば、エリオット波動C波が発動する見方でいます。
まぁ〜一度、このラインをポイントに見ていきましょう。
まとめ
現状、NZドル円が落下基調であるのは、なにもRBNZメンバーの一言だけではありません。
オーストラリア経済の悪化を予想するRBAの声明文も、落下に原因に繋がっているからです。
ただ、明日まで大きな落下がなければ、材料も限定的と判断し、FOMC会合に向けたロングエントリーをしてみるのも良いかも。
ただし、テクニカル分析を重視した考えを持ち、ポジションをとっていきましょう。
では、ありがとうございました。